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作品展が終わってからも、各教室には生徒さんの作品が次々に織り上がってきており、教室の一角にある展示スペースもまた賑やかになってきました。
今回は専修科の作品が多く織り上がっていたので、その作品を少し紹介したいと思います。
↑専修科のカリキュラムの縫取り。
色の使い方、縫取りの仕方によっても表情が変化します。
つい最近東京でも初雪を観測し、寒い日が続いております。
こんな寒い時にはマフラーを織る方も多く、どの教室でもさまざまな種類のマフラーが完成してきています。
さて、今回は東京校の機織りの様子を紹介したいと思います。
教室では、生徒さんの着尺が毎月何反も織り上がってきます。
その後、湯通しにより、反物をきれいに整えます。この湯通しをすることにより、糊や汚れを落とし、仕上がりもぐっと良くなります。
この日も、柿渋で染めた着尺が湯通しを終え、その後仕立て上がってきました。
そしてさっそく教室ではお披露目会です。
…
第一、第三日曜日は群馬県みどり市にある大間々校の機織りの日です。
この日は、生徒さんからとっても綺麗なザクロをたくさん頂きました。
お昼休憩のときに、おやつとして…そして果皮は来月の染色実習の日に利用させて頂く予定です。
トウモロコシのような形の色鮮やかな赤い実を、みんなでおいしくいただきました。
果皮は乾燥させ、来月の染色で活躍予定です!
さて、教室は現在10人と満席です。
最近新しく入った生徒さんや、休みから復帰した生徒さんなど、賑やかに機織りを楽しんでおります。
↑花織の練習を織り始めました。
↑経糸の準備…これから絹の着尺を織る予定です。
↑縫取りの作品で、バックが仕立てあがってきました。
大間々校では、教室見学を開講日(第一、第二日曜日)随時可能です。
是非ご興味のある方はお気軽にお越し下さい。
前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介させて頂きます。
今回は専修科、研究科の生徒さんの作品となります。
冬の寒い時期に織っていたこともあり、マフラーやショールを織っている方が多かったような気がします。
少しではございますが、ご覧ください。
【専修科 二重織】
《マフラー》
二重織は足の踏み方によって、さまざまな形に変化します。
皆さん、作品の用途によって織り方を選んで織っています。
【専修科 綴れ織】
《マット》
《タペストリー》
【研究科】
研究科では、着尺を織る方やマフラーを織る方など、皆さん自分の好きな作品を織っています。
自分のもの、家族のもの、友人のものなど、それぞれの想いをもって作品づくりに励んでおります。
《絹ショール》
《花織 コースター》
《レース織 ショール》
《ワッフル織 マフラー》
来月もたくさんの作品が織り上がるのを楽しみにしています。