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11月の教室の展示会に向けて、皆さんせっせと機織りに励んでおります。
先日の日曜日クラスでは、二人の方が着尺と帯を織り上がりました。
それぞれの苦労を知っているので、みんなで祝福!!
今日はそんな東京校日曜日クラスを紹介したいと思います。
↑草木染めの着尺もいよいよ終わり…。
13mの着尺を織るのにトラブルも多少ありましたが、色々な思いが詰まった綺麗なみどり色の着尺。
いよいよハサミを入れて終了です。
前回に引き続き、今回も生徒さんの作品を紹介したいと思います。
初等科から研究科のカリキュラムを終えると、次は研究科となりそれぞれ好きな作品に取り組みます。
草木染めをした絹糸を使い、着尺や帯を織る方もいれば、マフラーや敷物などの日常使いのものを織る方など様々…
織り方や糸も色々な組み合わせがあり、作品の種類や用途に合わせてそれぞれチョイスしていきます。
↑蜂巣織で2種類のバックを作りました。
ゴールデンウィーク最終日の染色実習は木綿の草木染め。
今回使う糸は、カチオン化した80/2の綿糸。この糸は川越唐桟に使用される糸で、通常の着尺の糸の半分の細さの糸。
細い糸を2本引き揃えにして一本の糸にします。整経するときに工夫が必要ですが、絹のような風合いの着尺となります。
午前中は、染料の煮出しと藍染。
染料は【ヤマモモ】【小鮒草】【玉ねぎ】を使いました。
それぞれの色を何綛ずつ染めるのか、割合を決めて染色をします。
そして染料を煮出している間に、藍染もスタート。
藍染は濃淡で染めたり、染めたのち黄色で重ねて緑色をつくるなど、今回の染色は盛りだくさん。
藍染も重ねながら色を濃くしていき、さまざま色合いの藍色ができました。
そして午後から煮出した染液での草木染め。
絹の草木染め同様に、染色と媒染を繰り返しそれぞれの綛を染めていきます。
月に二度の桐生校。一月に寒さも厳しくなってきましたが、いつも明るいクラス。
この日は、お休みの方が多くゆったりとした時間が流れていました。
織っている人は少なく、整経をしている人や、筬通しをしている方や…