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昨日の土曜日は、月一度の糸染めコースの染色の日でした。
台風の心配もありましたが、この日は天候も良く染色日和…
今月の染色は【ザクロの果皮】です。
【ザクロ】はチタン媒染できれいな黄色になります。
また、以前藍の生葉で染めた絹糸の上から、ザクロで染めると深みのある黄緑色になりました。
今回も鮮やかな色の糸が揃いましたね。
【糊付け】
午前中には、これから織る着尺の絹糸に糊づけをしました。
糊づけは、絹糸の毛羽立ちを防ぎ、扱いやすくするために必要な作業です。
着尺一反分の糸をあわせて、布海苔でつくった糊につけます。
むらにならないようによく揉みこみ、浸透させます。
最後によく絞り、糸をたたいて干しておきます。
今後に機にかかるのが楽しみですね。
先週の土曜日は、月に一度の糸染めコースの日でした。
この時期になると、毛呂山校周辺の道ばたにはたくさんのよもぎが生い茂っています。
採る時期によって、色の染まり具合も微妙にかわってくるので、自分の好みの色に染め上がるのかを楽しみながらの収穫でした。
染色場から5分程度歩くと、農道にはたくさんのよもぎが育っています。
また、臭木の葉もきれいな緑色に染まりますので、こちらも今回は一緒に染めました。
臭木は葉だけなく、実もきれいな色に染まります。
今回は糸染めコース5名による染色でした。
先週は天気が良かったので、水分補給も欠かさずに…
臭木の緑は深い緑色に染まりました!
糸がいろいろな緑に染まりきれいですね!
…お昼のランチは暑かったので、うどんとたけのこの煮物。
おいしく頂きました!!!
せっかくのゴールデンウィークですが、本日は朝から雨模様です。
はたおとでは、ゴールデンウィーク初日に今年度の【染色 糸染めコース】が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、4月〜3月まで一年をかけて、12種類の染材で絹糸を染めていきます。
季節にあわせた染材で、色とりどりの糸が今後染め上がるのが楽しみです。
早速ですが、今月は【茜】による染色です。
茜には、インド茜・西洋茜・日本茜などがありますが、今回は西洋茜を使用しました。
まずは、茜を煮出し染液をとります。
茜からは、きれいな赤系の色が染まります。
媒染も皆それぞれ…。
この一年で、様々な色に出会えることを楽しみにしています。
今回のランチは、ふきのとうと行者にんにくのアーリオ・オーリオにホタテを添えました。
山菜がおいしい時期になりましたね。
おかげさまで、第19回手織作品展も4月11日〜13日の桐生展、4月18日〜20日の東京展をもって無事終了しました。
ご来場頂きました皆様、またお声がけして頂きました皆様、誠にありがとうございました。
今回、出品数は300点以上展示し、来場者も1000名以上の方にお越し頂き、賑やかな展示会となりました。
桐生展では、有鄰館の広い煉瓦蔵にて作品を展示し、歴史ある建物が、作品の良さを引き出してくれました。
また会期中には、群馬県の地方紙【上毛新聞】【桐生タイムス】に掲載させて頂きましたので、新聞を見て来た方も多かったようです。
東京展では、池袋の自由学園明日館 講堂にて展示させて頂きました。
幾何学的な窓からの光が、作品をきれいに照らしてくれます。
桐生展とはまた異なった雰囲気の中、着物・帯、マフラーや敷物、タペストリーなどエリアごとに作品が点在しています。
また東京展二日目には、京都より京都伝統染織学芸舎主宰の富山弘基先生にお越し頂き、作品の講評を頂きました。
着物や帯の専門的な話から、織に対する取り組み方、色使いなど、生徒さんも今後の活動の参考になったかと思います。
桐生展では、作品の審査会も行われ、東京展ではその表彰式もありました。
受賞作品は、ホームページにて掲載予定ですので、今後ご覧ください。
無事作品展も終わり、教室も通常通りまた始まりました。
また2年後に向けて、たくさんの作品が織り上がるのが楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。