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先週の糸染コースの染色は『黒染め』を行ないました。
染材は樫・矢車附子・栗、その他数種類をつかい、
これを混ぜ煮だして染液をつくります。
一種類の染材では、黒色を作る事ができないので、
様々な染材、色素を使う事により、『くろ』をだして
いきます。
じっくりと煮だし、染液をとり、ここから糸を染色していきます。
またお昼には先生特製のかぶとみずたまのアーリオーリオを頂きました。
みずたまのプチッとした食感と、とろっとしたとろみが美味です。
生徒さんも喜んで食べておりました。
実はこれが楽しみだったりしてます。。。
午後過ぎから染色の開始。
染色、媒染を繰り返し好みの黒色をだしていきます。
染色は体力勝負ですが、出来上がるといつも満足感で
いっぱいです。
…来月の染色は『柿渋』
早いもので今年も10月に入りました。
芸術の秋のということもあるのか、ないのか、わかりませんが、
最近では新しい生徒さんが増えてきました。
夜間コースに若干の空きがある程度で、他のクラスはお陰様でほぼ満員です。
今月もそれぞれのクラスで新しい作品ができあがってきたので、少しではありますが
ご紹介させて頂きます。
クッションカバー・ショールが織り上がりました。こちらは2作目の作品ですが、
両方とも生徒さんが選んだ糸で織り、非常にきれいに出来上がっておりました。
こちらは2重織りのマフラーです。これからの季節に重宝しそうな
マフラーですね。
カリキュラムで最初に作成する着尺は木綿の着尺となります。
縞の設計から行ない、化学染料で糸を染色し、無事先月織り上がりました。
今後仕立てて、お子さんの着物になる予定です。
この二つは研究科の生徒さんの作品です。お二人ともご自宅でも
織っているので、毎回完成が楽しみでもあります。
また作品が出来上がりましたら、ご紹介させて頂きます。
楽しみにお待ち下さい!
手織教室はたおとは、東京の浅草橋、群馬の大間々、そして埼玉の毛呂山に
教室があります。生徒の皆さんはご自宅の近くの教室に、それぞれのペースで
通っています。
本日はその中の毛呂山校の様子を紹介したいと思います。
毛呂山校は染色のコースもありますが、今回は手織りのコースの紹介です。
少人数制の毛呂山校の教室は、初心者の方からベテランの方が在籍しており、
ときに教え合いながら、笑顔が絶えない明るいクラスです。
写真は午前中のクラスの様子です…。
ループヤーンを紫根で染め、ショールを織っています。
これからの季節にちょうどよいショールができそうです!
ランチョンマットを織るために、ソウコウ通しをしてます。
この作品は一つ目なので、完成が楽しみですね。
こちらの写真は糸巻きの様子です。
クッションカバーを織るために、経糸の準備をしてます。
このようにそれぞれの作品、レベルによって作業は異なり、カリキュラムにそって
徐々に難しい作品に挑戦をしていきます。
是非ご興味ございましたら、教室に見学にお越し下さい!開講時はいつでも見学可能です。
毛呂山校は、東武東上線の東毛呂駅よりバスで10分、また八高線/川越線の高麗川駅より
バスで15分の場所にあります。駅より少し遠いので、車で教室に通っている方も多いです。
開講日は木曜・土曜日で、木曜日は午前の部・午後の部・夜の部とあります。
毛呂山校(埼玉)
【アクセス】
埼玉県入間郡毛呂山町葛貫122−2
TEL:049-295-5018
JR毛呂山駅、東武越生線武州長瀬駅より徒歩17分
東武越生線東毛呂駅より埼玉医大保険医療センター行きバス10分
バス停 毛呂石原徒歩3分
JR川越線高麗川駅より埼玉医大行きバス15分
先週末の染色は木綿着尺の化学染めを行ないました。
木綿の着尺は高等科で行なうカリキュラムで、
糸の染色からおこいます。
自分の好きな色と縞のデザインにあわせて染色し織るので、
唯一無二の着尺が完成します。
また草木染めと違い、化学染料での染色は色の調整も
しやすいので、初心者の方にも扱いやすいです。
まずは、縞のデザインからその色を染料からつくります!
色ができたら、木綿の糸に染色していきます。
経糸・緯糸ともに染色をするので、一日がかりの作業と
なりますが、一反分を染めるので達成感もあります。
……そして無事計画どおりの色になったようです!
草木染めとは違った色合いや色の濃さがでるので、
着尺の完成が楽しみです!
手織教室はたとおでは、カリキュラムにそって様々な作品をつくって
いきます。初心者のかたが多いですが、徐々にスキルアップができるように
簡単なものから、用途に合わせた織りの技法で、様々なものをつくります。
好きな物だけを作るのではないので、織りの幅も広がり、将来の可能性も広がります。
少しではありますが、最近できあがった生徒さんの作品の紹介です。
見本織りの中から好きな柄を選び、クッションカバー
ができありました。
縫取りの作品です。自由課題の一例
二重織りは袋になっているので、そのままシューズ入れとして
つかったり、マフラーとしても暖かくてよいですね。
研究科になると上の3つの作品のように洋物、和物問わず自分の好きな作品に
挑戦します。
また作品が出来上がってきましたら、ブログにてアップしますので、
是非ご覧になって下さい!