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今回は前回に引き続き、生徒さんの作品の紹介をしたいと思います。
カリキュラムを修了すると、生徒さんは研究科となり自身の好きな作品を取り組みます。
教室には、生徒さんが過去織ってきた作品のサンプルや糸情報・組織図があり、生徒さんはそのサンプルをみて織ったり、織りの専門書を参考に織ったりします。
織る作品も、洋物の作品から和物まで人それぞれ…
↑綿糸と漁網糸、裂き糸を使い、蜂巣織りでしっかりとしたマットを織ったり…
前回の作品紹介に引き続き、今回は研究科の作品を紹介したいと思います。
カリキュラムが終わり、研究科になると皆さん取り組む作品もそれぞれ。
着尺を織る方もいれば、マフラーやバック地を織る方などもいらっしゃいます。
教室には、生徒さんの織った作品の糸や組織図の情報や端切れなどがたくさん残っており、生徒さんの織りたいものを見つける手助けとなってくれます。
例えばマフラーでも…
カリキュラムの一番最初で織った斜文織りでも、糸の種類や色合いの変化により、色々な表情を見せます。
教室では、生徒さんの着尺が毎月何反も織り上がってきます。
その後、湯通しにより、反物をきれいに整えます。この湯通しをすることにより、糊や汚れを落とし、仕上がりもぐっと良くなります。
この日も、柿渋で染めた着尺が湯通しを終え、その後仕立て上がってきました。
そしてさっそく教室ではお披露目会です。
…
早いもので、もう二月も終えようとしています。
だんだんと暖かくなり、花粉が気になる季節になってきました。
花粉の飛散量は、多い年と少ない年が一年交互に訪れ、2015年は多い年とのことです。
昨年の2〜3倍の花粉が飛ぶ予想ですので、これからの予防にマスクが必需品ですね。。。
さて、2月もたくさんの作品が織り上がりました。
少しではありますが、今回は、カリキュラムの専修科、そして研究科の作品を紹介します。
専修科では、縫取りの作品、八寸名古屋帯、そして綴織、二重織り、絹の着尺を織ります。